朝保育園に送る道中に、草むらがあります。

その草むらには、タンポポやツユクサ、ねこじゃらし（エノコログサ）等があります。

子どもは自然に草むらに吸い込まれていきます。

「かわいい花束ができたよ！」

二番目の娘がいいお顔で私に言いました。

「ぼくも作りたい！」息子も懸命に花を摘んでいました。

すると、息子は急に動きがゆっくりになりました。

何かを捕まえようと、そっと近づいていた。それは、ちょうちょでした。

ひらひら飛び、なかなか捕まえられないので、息子は私に頼みました。

素手で何とかちょうちょを捕まえた私は、息子にそっと手渡しました。

息子は、大事そうに小さな両手で小さなちょうちょを包み込み、保育園へ向かいました。




このような、自然と触れ合い、生活をすることができる地域環境が本当にありがたいと思いました。