ご利用者様：「たくさん柿を頂いてね。うれしかったんよ。毎年声をかけてくれるんよ。」

私（むむ）：「本当にたくさんの柿ですね。おいしそう！」

ご利用者様：「一つ一つ皮をむいて、干すんよ。」

施術師：「かご２つ分山盛りに入っていますよ。これを何日でするんですか？」

ご利用者様：「今日の昼にまとめてやるよ。」

私たち：「えっ！この量を！？すごいですね！！」

ご利用者様：「私はね、こういうことが好きなんよ。柿の皮をむいて、干しておくんよ。甘くておいしい干し柿ができるんよ。」


やわらかい表情で好きなことを好きといえる姿が、本当に素敵だなと思いました。


施術師：「次の年も次の年も同じように柿を頂けて、同じ作業ができるようにしたいですね。」

ご利用者様：「私も、柿をくださる方もね。相手あってのことですからね。」


ご縁を大切にされ、普段の生活の中に「好き」を見つけていく考え方により、日常がより充実していくと感じます。

ご利用者様と関わり、お話をお聞きすることで、学ぶことがたくさんあります。


その後、施術師と2人で私たちのサービスの「ADL（日常生活動作）の維持向上」の役割の大切さを再確認しました。